(4)生石灰を使用した乾燥剤によると思われる発火事故について
(管理番号A200800822)
①事故の概要
電気炊飯器で炊飯中の蒸気が乾燥剤にかかったために乾燥剤が発熱し、周囲の可燃物から発火したと考えられる火災事故が発生しました。食品用乾燥剤などに使用される生石灰は、水がかかると化学反応を起こし、非常に高温になります。このとき、周囲に可燃物があると、乾燥剤の発熱により発火し、火災につながるおそれがあります。
②消費者への注意喚起
消費者の皆様におかれましては、乾燥剤を湿気の多いところに置いたままにしたり、生ゴミなど、水分の含まれたものと一緒にゴミ箱に捨てないでください。また、蒸気がかかる場所に置かないよう注意してください。
捨てる際には、バケツなどに半分程度水を張り、その中に浸けて反応がなくなってから捨てると安全です。なお、反応中は非常に高温になっているため、触ると火傷をしますので注意してください。
(ソース:経産省)
http://www.meti.go.jp/product_safety/download/kouhyou081118_1.pdf
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