2008年3月17日

(健康食品) 第7回健康食品の安全性確保に関する検討会資料@厚労省

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論点整理1.健康食品の安全性の確保を図るための具体的な方策について
(1)原材料の安全性の確保について
○ 原材料の中に天然に微量に含まれる毒性物質が濃縮された場合の過剰摂取や食経験の有無の判断など、現行のフローチャートについて改善すべき点はないか。
○ 原材料の安全性確保の取組みを推進するために、どのような枠組みを設けることが望ましいか(例えば、取組みの実施について法的な義務を課すか否か、外国において製造された健康食品への対応、消費者へ安全性を伝えるしくみなど。)。
(2)製造工程管理による安全性の確保について
○ 製品の均質化を図り、信頼性を高めるために必要な製造規範として、現行のガイドラインについて改善すべき点はないか。
○ 製造工程管理による安全性の確保の取組みを推進するために、どのような枠組みを設けることが望ましいか(例えば、取組みの実施について法的な義務を課すか否か、外国において製造された健康食品への対応、消費者へ安全性を伝えるしくみなど。)。
(3)実効性の確保について
○ 原材料・製造工程管理の安全性について、一定以上の水準を確保するためには、外部機関による検証が必要ではないか。また当該検証が適正に行われるために、検証を行う機関に求められる能力や検証のあり方は具体的にはどのようなものか。
2.健康被害情報の収集及び処理体制の強化について
○ 健康被害発生の未然防止や拡大防止のために、健康被害情報のより積極的な収集に努めていくことが必要ではないか。
○ より積極的な健康被害情報の収集のためには、健康被害が生じた際に診断に当たる医師や、健康食品の流通関係者等の間で、健康食品の実情や、健康被害情報収集の重要性に関する理解を深めていく必要があるのではないか。
○ 収集する健康被害情報の信頼性を高めるには、どのような措置を講じる必要があるか。
○ 健康被害情報について、製造事業者等からの報告を義務付けるべきか。
○ 収集した健康被害情報を行政において効率的に分析できるよう、体制の整備を図るべきではないか。
○ 他の健康食品や医薬品との相互作用についても、科学的知見の集積を図るべきではないか。
3.消費者に対する普及啓発について
○ 健康食品の安全性に関して、消費者はどのような情報を求めており、食品事業者、医療関係者、行政機関等の関係者はそれぞれどのような情報を提供すべきか。
○ 消費者が適切に健康食品を選択できるようにするため、消費者に対する情報提供・相談支援を行う者(アドバイザリースタッフ等)の活用を促進することが考えられるが、今後どのような方策が必要か。
○ 健康食品の安全性に関する正しい理解の普及啓発のために、その他にどのような方策を講じるべきか。

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