○20歳代の結核罹患率は前後の年齢層より罹患率が高く、減少も遅い。
○外国籍結核患者の割合は増加している。特に20歳代で著しい。
○働き盛りの感染性の強い結核患者では、発見の遅れが依然大きい。
○大都市部の結核罹患率の格差はやや縮小したものの、国内の地域間格差は依然大きい。大阪市の罹患率(57.0)、神戸市の罹患率(32.3)、東京都特別区の罹患率(29.8)は、それぞれ長野県(11.8)の 4.8倍(対前年比0.7減)、2.7倍(対前年比0.5減)、2.5倍(対前年比0.7減)
○世界的に見て、日本は依然として結核中まん延国である。
日本の罹患率(20.6)は、カナダ(4.6)の4.5倍、米国(4.7)の4.4倍、オーストラリア(5.1)の4.0倍。
2007年9月26日
(感染症)平成18年度結核発生動向調査年報集計結果(概況)
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