keyword: 景表法、優良誤認、販売中止
「ホカロン4種に関して,有効期限内に使用した場合であっても,摂氏40度以上の発熱効果が持続する時間は,製造してから時間が経過するに従って短くなり,持続時間として記載された時間を相当程度下回ることとなる・・」
ロッテのリコール社告
http://www.lottekenko.co.jp/info/0707/index.html
新聞報道
「ホカロン、有効期限内なのに発熱時間短く…公取が排除命令
使い捨てカイロ「ホカロン」など4商品の発熱時間が、有効期限内なのに表示より3~7時間も短くなることがわかり、公正取引委員会は29日、製造販売元のロッテ健康産業(東京都新宿区)に対し、景品表示法違反(優良誤認)に基づく排除命令を出した。
公取委によると、同社は今年4~7月ごろ、「ホカロン」「ホカロン貼(は)るタイプ」「ホカロンミニ」「ホカロンミニ貼るタイプ」の4商品で、40度以上の発熱効果が持続する時間を、それぞれ「20時間」「14時間」「6時間」「9時間」と表示して販売。しかし実際には、有効期限(3~4年程度)が近づくと、「ホカロンミニ」は約3時間、「ホカロンミニ貼るタイプ」では約7時間も持続時間が短くなることがわかった。
4商品の昨年度の売り上げは約17億円に上る。同社は今年7月から、4商品を含めた使い捨てカイロの自主回収を進めている。
同社は公取委に対し、「発熱効果が経年劣化する想定をしていなかった」などと説明しているという。
(2007年8月29日21時59分 読売新聞)
0 Comments:
Post a Comment