2008年2月21日

(リコール) 【小林製薬】「銀」効果の過大表示で対象15品目を回収へ

小林製薬は、「銀」を配合する同社製品を対象に実施した社内調査の結果、パッケージ表示の妥当性に関して製品表示が過大であったとして、消費者の誤解を招く可能性があると判断。対象製品(15品)について、消費者からの返却を受け付ける。小売店などの流通在庫は、対象製品全てを回収する。
これまで、対象製品に、「銀」配合により除菌などの効果をさらに高めたとの表示を行ってきた。しかし昨年12月に公正取引委員会から「銀」の効果を表示する8製品に関する問い合わせを受け、「銀」を配合する全15製品を対象に銀の効果を示すパッケージ表示の妥当性に関して社内調査を実施した。
その結果、実際には薬剤に含まれる銀イオンの量が少ないなどから、銀イオンによる充分な効果は認められず、表示内容として、消費者に「実際よりも著しく優良」との誤認を与える製品があった。全15製品について表示を見直し、改善する。
銀イオン除菌効果を謳った製品は、公正取引委員会が昨年11月、アース製薬のトイレ用芳香洗浄剤について、表示されているような効果が認められないとして、景品表示法違反で排除命令。
今回の対応については「独自の判断によるもので、今後、公正取引委員会の判断で変更や追加措置を講じる可能性がある」(同社)としている。
対象商品
▽ファブショット本体▽ファブショットつけかえ▽消臭元しみつき臭の消臭ミスト▽エアコン徹底洗浄スプレー▽脱臭コンビ▽トイレその後に(「銀イオン消臭」表示品のみ対象)▽銀の消臭元スプレー(「銀」表示のみ対象)▽銀の消臭元タバコ用(同)▽銀の消臭元ペット用(同)▽銀の消臭元くつ・下駄箱用(同)▽銀の消臭元お部屋用▽銀の消臭元トイレ用(同)▽銀のブルーレットおくだけ・本体(同)▽銀のブルーレットおくだけ・つめ替用(同)▽銀のゴミサワデー(同)  

関連検索:  小林製薬  回収  小林製薬は、「銀」を配合する同社製品を対象に実施した社内調査の結果、パッケージ表示の妥当性に関して製品表示が過大であったとして、消費者の誤解を招く可能性があると判断。対象製品(15品)について、消費者からの返却を受け付けることにした。また、小売店などの流通在庫については、対象製品全てを回収する。  これまで、対象製品については、「銀」配合により除菌などの効果をさらに高めたとの表示を行ってきた。しかし、昨年12月に公正取引委員会から「銀」の効果を表示する8製品に関する問い合わせを受け、「銀」を配合する全15製品を対象に銀の効果を示すパッケージ表示の妥当性に関して社内調査を実施した。  その結果、実際には薬剤に含まれる銀イオンの量が少ないなどから、銀イオンによる充分な効果は認められず、表示内容として、消費者に「実際よりも著しく優良」との誤認を与える製品があった。このため全15製品について表示を見直し、改善することにした。既に当該製品を購入し、返却を希望する消費者には、返金などの対応も行っている。  銀イオン除菌効果を謳った製品については、公正取引委員会が昨年11月、アース製薬のトイレ用芳香洗浄剤について、表示されているような効果が認められないとして、景品表示法違反で排除命令を出している。  今回の対応については「独自の判断によるもので、今後、公正取引委員会の判断で変更や追加措置を講じる可能性がある」(同社)としている。  対象商品及び消費者からの返却に対する問い合わせ先は次の通り。  ▽ファブショット本体▽ファブショットつけかえ▽消臭元しみつき臭の消臭ミスト▽エアコン徹底洗浄スプレー▽脱臭コンビ▽トイレその後に(「銀イオン消臭」表示品のみ対象)▽銀の消臭元スプレー(「銀」表示のみ対象)▽銀の消臭元タバコ用(同)▽銀の消臭元ペット用(同)▽銀の消臭元くつ・下駄箱用(同)▽銀の消臭元お部屋用▽銀の消臭元トイレ用(同)▽銀のブルーレットおくだけ・本体(同)▽銀のブルーレットおくだけ・つめ替用(同)▽銀のゴミサワデー(同)  問い合わせ先=フリーダイヤル0120・588・401小林製薬「銀」配合製品係。 受付時間午前9時〜午後5時(土・日・祝日を除く)。受け付けは14日午前9時から開始しており、16、17の土日にも受け付けする。 関連リンク 小林製薬 関連検索:  小林製薬  回収


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