2008年2月12日

(景表法)自動車の燃費向上等を標ぼうする商品 - 優良誤認

keyword: 景表法、優良誤認、燃費向上、マイナスイオン、遠赤外線
平成2 0 年2 月8 日、公正取引委員会
自動車のエネルギー消費効率(燃費)の向上等を標ぼうする商品の製造販売業者ら19社に対し調査を行ってきたところ,景品表示法第4条第2項の規定により,同条第1項第1号(優良誤認)に該当する表示とみなされ,同号の規定に違反する事実が認められたので,本日,同法第6条第1項の規定に基づき,19社に対して,排除命令を行った。
商品の包装容器又は包装容器の台紙において,あたかも,当該商品を自動車の燃料タンクに混入させること等により,自動車の燃費が向上するかのように示す表示を行っているが,当委員会が19社に対し当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めたところ,19社は,期限内に資料を提出したが,当該資料は,当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものであるとは認められないものであった。
対象者:ソフト99コーポレーション他、計19社
表示文:
「燃費向上:マイナスイオン、微電流の効果により、燃料の燃焼効率をアップさせます」
「タンクに入れるだけの超簡単チューニング燃費も変わる!」
「本製品は燃料を細分化し燃焼効率を向上する物です」
「マイナスイオンパワー!遠赤外線効果で燃料(ガソリン 軽油)の完全燃焼を促進」

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