2008年2月22日

(事故)脂かす残ったグリルから出火事故 (2002~7年で26件) @ 国民生活センター

keyword: 火災、事故、調理器具

 国民生活センターは21日、自動消火機能のないガスコンロのグリルでは、脂かすで汚れたまま長時間の調理を行うと、出火の恐れがあると注意を呼びかけた。

 2002年から07年11月末までに出火事故は計26件。このうち4人が、やけどや切り傷などのけがを負った。
 同センターでは、サンマ11匹を焼いた後の脂を受け皿にためたまま、サンマ4匹を焼くテストを実施。グリル部に自動消火機能がついたコンロでは、魚が焼けると火が消えたが、自動消火機能のないものでは、約30分後に魚や脂かすに火がつき、さらに15分後にコンロ奥の排気口から炎が出た。
 このため、同センターは、調理中は目を離さず、取り扱い説明書の使用方法を守り、グリル内はこまめに手入れしてほしいとしている。
 また、国内メーカーは4月以降に製造するガスコンロのグリル部に自動消火機能を設ける。

ソース:
脂かす残ったグリルから出火事故、02年から26件 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080221-OYT1T00604.htm?from=navr
(2008年2月21日)

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