2008年2月4日

(リコール)消費生活用製品安全法特定製品(乳幼児用ベッド)の回収について

keyword:リコール、乳幼児用品、ベッド、消安法
株式会社リンクスが、平成16年10月から平成18年11月までに輸入・販売した乳幼児用ベッド(ラビッドNA及びBR)について、消費生活用製品安全法に定める技術基準不適合(組子間の幅が85mm 以下のところ96mm であったこと等)が認められました。
経済産業省としては、販売地域が広範囲にわたり、回収がほとんど進んでいない状況に鑑み、当該製品の使用者の方々に対し、使用を中止していただき、製品回収のために当該事業者に連絡するよう注意を呼び掛けるものです。
1.状況
(1)当該製品について、登録検査機関である財団法人日本文化用品安全試験所の検査結果により、以下の3項目について不適合が確認されました。
① 組子間及び組子と支柱間の間隔が、基準値を超えていました。
② 前枠、後枠及び妻枠の上さん中央部を引っ張る強度試験において、基準値以下の力で前枠のスライドの落下が確認されました。
③ 枠のネット又は板の中央部を押圧する強度試験において、基準値以下の力で板の外れが確認されました。
(2)同社は、輸入した当該製品(ラビットNA及びBR)を、消安法に基づく表示(PSCマーク等)なしで販売していました。
(3)同社は、本社所在地を管轄する九州経済産業局の指導により、平成19年6月から自社販売店の店頭に当該製品について回収の告示と、卸販売先
への通知を行っていますが、回収がほとんど進んでいない状況となっています。
(4)現在のところ、当該製品による事故等の報告は受けていません。

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