2007年8月3日

〔報道発表〕「上面操作一口電気こんろ」及び「複数口電気こんろ」の事故の再発防止に向けた抜本的対策

ワンルームマンション等に設置された小形キッチンユニット用電気こんろにおいて、体や荷物がつまみ(スイッチ操作部)に触れてスイッチが入り、電気こんろ上や周囲に置いてあった可燃物が発火する事故が発生しており、電気こんろメーカ等は無償改修を行ってきておりましたが、現在でも同様な事故が多発しており、また改修率が低い状況であることから、経済産業省は、電気こんろメーカ等に対し、抜本的な改修作業の実施を指導し、これを受けて、協議会は抜本的な改修のための取組及び把握している事故件数等についてプレス発表を行いました(7月3日プレス発表済み)。今回は、従来より改修を進めてきた一口電気こんろの他に、①スイッチが上面に配置されている一口電気こんろ(以下「上面操作一口電気こんろ」という。)、②こんろの口が、2口、3口など複数ある電気こんろ(以下「複数口電気こんろ」という。)についても、同様な事故が発生していることから、協議会は当該電気こんろの抜本的な改修に係る取組について公表するとともに、改修対象機種・台数及び製品事故件数の集計についても併せて公表するものです。その結果、改修対象機種・台数は、上面操作一口電気こんろについては2社5機種60,969台、複数口電気こんろについては、5社50機種147,700台であります。また、意図しない点火が原因と推定される当該電気こんろ事故は、上面操作一口電気こんろでは11件、複数口電気こんろでは5件ありました。なお、これまで改修中の一口電気こんろについては、7月1日以降8件の事故が判明し、合計352件となりました

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