2007年9月14日

(リコール)氷殺ジェットの続報 - 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について(9月14日公表分)

特記事項
(1)ライオン株式会社製エアゾール缶(殺虫剤)(管理番号A200700410、管理番号A200700411)
①再発防止策について
「バルサン氷殺ジェット」においては、噴射剤として、一般的なエアゾール製品に使用されているLPガスに加えて、同様に引火性の高いイソペンタンという有機化合物を使用しております。同製品を火気のある場所で使用したために、ガスに引火し、火傷を負う事故が多発しております。製造事業者であるライオン株式会社では、平成19年8月28日及び9月4日に新聞社告を掲載し、対象製品について回
収を実施しております。
・全出荷本数3,250,000本
・回収本数536,306本(平成19年9月10日現在)

重大事故2件

1. 浴室内で害虫にスプレーした後、入浴をするために風呂釜に点火したところ残留していた可燃ガスに引火し、全身の2/3に火傷を負った。事故原因は、殺虫成分を使用していないこと、製品の「氷殺」という名称から、火気への危険性を希薄化させたと推測され、可燃性ガスが含まれていないものとの誤解が生じた可能性、また、噴射剤として、一般的なエアゾール製品に使用されているLPガスに加えて、同様に引火性の高いイソペンタンという有機化合物を使用していることが、事故に繋がった可能性が考えられる。

2. 外釜式のお風呂を沸かしている最中に、風呂場でコバエにスプレーした後、風呂場のドアを開けた瞬間に爆発が起こり下半身を火傷した。事故原因は(以下同文)






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